2014-01-01から1年間の記事一覧

外資系で評価されない「できない人」の特徴

地域別では、トップのヨーロッパが二〇・〇三兆円(製造業が一二・五〇兆円、非製造業が七・五四兆円)、二位のアメリカが一一 ・五三兆円(製造業が七・四九兆円、非製造業が四・〇四兆円)、三位のアジアが一・六九兆円(製造業〇・二三兆円、非製造業二・…

民事紛争に対するエリート意識とは

普通の裁判官は、典型的な議論のパターンに乗らないと不安であるようです。そのため、とにかく形式的に、なるべく問題が起きないようなベースで、そつなく処理しようとするばかりです。正論をつぶすためには、あらゆる屁理屈までが裁判では威力を発揮します…

EU管内での通貨加盟の拒否

EU加盟賛成者も、こうしたことは十分にわかったうえで賛成しているわけで、見方によれば″苦渋の選択″だったともいえる。EU内部でも、北欧がEUになだれ込むことに危惧を持っている向きもある。そのひとつには社会保障のレベルが他の南欧諸国などにくら…

今年も「調整局面」迎えた原油

9月末に向けて反発の気配は出てきたものの、代表的な国際商品である原油は7月中旬に記録した史上最高値から一時2割以上も下落した。今回の調整局面を見ると世界の物価や景気動向に大きな影響を与える『原因』と、景気動向を先読みする『景気の先行指標』…

ハンガリーのスローワイン

なぜダミングーダウンの傾向が起こっているのだろうか。その理由は読者や視聴者のほうではなく、むしろメディア側か変化しているからである。最近では視聴者を大量に増やし、また彼ら向けの広告を集めることが、ますます困難になっている。というのは、お互…

アメリカは自力で再生できるか

断言はできないが、二〇〇八年六月以来、原油価格が半値に下がるほどの暴落を見せ、他の商品価格も大暴落したが、これは、ほんの始まりに過ぎないということだ。先進工業国は、全世界GDPの六〇〜六五%を占めているが、その需要は激減しており、さらに中…

財政規模は膨張の一途をたどる

民主主義政治にこうした「非対称性」が避けられないかぎり、好況・不況をともに含んだ中長期でみて、財政赤字はとかく放置されがちになるとともに、財政規模は膨張の一途をたどるにちがいない。もちろん、財政規模にしても財政赤字にしても、それ自体が絶対…

旧知の文学者

あの作品で、私は終わりに、妻の手術は一応成功するが、とにかく私たちはみんな、避けようのない死に向かって、残りの少なくなった歳月を過ごして行くしかないのだ、と書いている。そして、あれからもう十四年も、避けようもなく死に向かっている残りの少な…

より広い現実への適用

このようにして計算されたパス係数は、二つの変数が完全な相関関係にあるときは、プラス一、全く関係のないときはゼロという数値になるように作られている。たとえば図における高校の成績と学歴とのパス係数は〇・三四五と記されている。このことは、両親の…

組織化されていない方法論

1973年春、私はサン・フランシスコ近郊のヘイワードにある、カリフォルニア州立大学に勤めていた。そのキャンパスにある日のこと上智大学のデル・カンパーナ教授が、突然訪ねて来た。イタリア人で当時上智大学国際部の大学院主任であった教授は、上智大学に…

預金金利自由化の影響

全国銀行の総貸出残高は、第一次オイルショック以降バブル崩壊に到るまでの約十五年間、一〇%前後の増加率で安定した推移を示していた。このように銀行を通ずる資金供給という意味では、バブル期に特に顕著な増加があったわけではない。オイルショック以降…

驚天動地の仕事

こうして平和球場を全面建て替え、三万人余りを収容する多目的スタジアムを四〇億円かけて新設の株式会社によって建設し、市がこれの寄付をうけて、その代償に、株式会社にプロ興行等への専用利用権を与えるという考えがまとめられた。人工芝を採用するため…